入院した実家の母の代わりに、イタグレかこちゃんのお世話をするようになって、6週間が過ぎた。かこちゃんの前足は、もともとの傷は徐々に治ってきたが、別のところがじゅくじゅくし始め、ついに動物病院の先生に「手術を考えましょう」と言われてしまった。
譲渡会経由で母のところに来た時には、両前足とも骨折していて、金具が入っていた。それがいつ頃のことなのか、どこの病院で手術をしてもらったのか、そういう情報はまったくなく。わかっているのは、前足に入っている金具をとらなければ、今後も再発を繰り返すということだ。そして、このじゅくじゅく状態は、かこにとって、痛いことらしい。
細い手に金具がガシッとはまった、痛々しいレントゲン写真を見て、今週末に金具を取ってもらうことにした。
当初、エリザベスカラーをあっちこっちにぶつけていたが、すっかり馴染んでいる。ただ、いまだに傷口をなめようとして、カラーのフチで傷口を削ってしまうので、包帯とティッシュでフチをガード。美しくないけれど、見慣れてしまった。なかなか似合っている。
