三宅史家さんのふた付向付

「櫛目るりふた付向付」
このうつわに付けられた本当の名前はこうです。
本名のまま名乗ってしまうと、これはもう懐石料理のような、きっちりした時にしか出番がなくなりそうで、長い長い時間を食器棚の奥で過ごすことになりかねません。
これを「ふた付のフリーカップ」と言い換えると、急に身近に感じられて、いろんなことに使えそうな気がしてきます。
例えば、梅干を入れて手の届くところに置いておく。
いっそコーヒーを入れて、蓋の上にお菓子も置いてみる。ふたがあるので冷めにくく、お菓子が少し温まったりするかもしれません。
もちろん料理を入れて、ふたを開けたときのわくわくした気持ちをプラスして食卓へ。そこに一緒に食べる人の笑顔が拡がるはずです。

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