いざ!いしがき探検

家々の隙間から見える、このりっぱな石垣が以前から気になっていた。

ここいらへんは傾斜地が点在しているので、石積みの擁壁はあちこちにあるのだが、ここの他には見かけない大きさである。
(私が知らないだけかもしれないが)

ぜひ近づいてみてみたいと前々から思っていたので、今月の「ここいらへんのこと」を書くために探検することにした。

道路から石垣まではそれほど離れていないが、石垣の下まで家やアパートが連なって建っている。
家があるくらいだから道もあるだろうと思ったけれど、これが案外ない。
行き止まりになっていたり、アパートの駐車場に遮られて通り抜けができないのだ。

「ひょっとしてこの石垣は、この一帯に住んでいる人しか全形を見ることができない・・・?」

少々不安になりながら、少し離れた場所から道を探すことにした。

途中、発見した小さな階段。

用水路の先にある小さな階段は、どうやら石垣のそばにあるようだ。
上から降りてきても、用水路にたどり着くだけなのに
なんのための階段・・・?

でも、ぜひあの階段にも立ってみたい!

家と家の隙間を覗くように歩いていたら、ちらっと石垣が見える場所があったので、方向を変えてある住宅地に入ってみた。
道ではないけれど家々の形状からたぶん「誰のものでもない」と思われる、隙間のようなところを通り抜けた先に・・・

あった!

そして、石垣!
やったぁ!
と、喜んだけれど・・・
持ってくるレンズを間違えた。
全形が入らない(泣)
しかも、写真ではわかりにくいが、ここは高いのだ。
アングルを変えたくても狭く、足がすくむ・・・・。

寒いし怖いので、ここで終了。

そういえば。
子供の頃のたんけんごっこのことを思い出した。。
私は父の言う「おんびんさく(怖がり)」で、それなのに一人探検ごっこが好きだった。
途中、迷っても人に聞く勇気がなく、そういうところを誰かに見られるのも嫌で、刻々と暮れていく中、
半泣きで道を探した記憶がある。

今でも歩くのは苦にならないし、路地など見つけるとつい通ってみたくなる。
方向音痴でおんびんさくなのは、今でも変わっていないのだが。

せっかくなので、最後に石垣ネタをもう少し。

同じようなサイズの石の中に、大胆に大ぶりの岩を組み込んでいる。わざわざ持ってきたというより、この住宅地を作った時に出てきた、岩の廃物利用だろう。(私の勝手な見解)

散歩の途中で見かける石垣。
道路と竹林の境にある。

古そうに見えるが、あとからモルタルでぺたぺたと補強したっぽくもある。

構成する石の種類も数種類。石好きではないので、詳しいことはわからず。

これは「野面積み」ってやつでしょうか・・・?

今回の記事のために、ちょっとだけ調べたことを早速、使ってみた(笑)

間違っていたらすみません・・・

植物に埋もれそうになっている地味な石垣は、「お茶屋跡」の石垣。

こんなちょこっとしかないのに、わざわざ愛でに来る人もあるという、小さいけれどそこそこ知られた石垣。

書いた人:たぐちりつこ