今月のおやつ・ふうまん

みなさんは,「ふうまん」というお菓子について耳にしたことがあるだろうか。
そう,これのこと。

ふんわりとした小麦粉の生地の中にあんこが入ったお菓子。
一般的には,「大判焼き」「今川焼き」と呼ばれることが多いが,私が生まれた岡山県では「ふうまん」という通り名で呼ばれていた。

調べてみるとどうやらこのお菓子の名称は定まっておらず,各地でかなり異なるようだ。
「大判焼き」「今川焼き」の他にもよく呼ばれるのは「回転焼き」や「御座候」。
その他にも,近畿や四国などでは「太鼓饅頭」,九州の方では「蜂楽(ほうらく)饅頭」なんて呼び方もあるのだとか。

そして,調べてびっくり。岡山県で呼ばれている「ふうまん」はどうやら正式名称ではないとのこと。
正式名称は「夫婦饅頭」,略して「ふうまん」というわけだ。
焼き上げる時に,2つの金型をぴったりとくっつけて焼く姿から「夫婦饅頭」になったんだとか。確かに言い得て妙。

子どもの頃から食べ慣れたふうまんも,由来を知ると少しだけ特別なおやつに思えてくる。私にとってのふうまんは,美観地区の近くにあるえびす饅頭のふうまん。生地の一部がカリカリしてておいしかったなー。
確か涼しい時期しか販売してなかったはず。
久しぶりに食べに行ってみようかなー。

書いた人:たぐち けいや