いざ!いしがき探検
道路から石垣まではそれほど離れていないが、石垣の下まで家やアパートが連なって建っている。
家があるくらいだから道もあるだろうと思ったけれど、これが案外ない。
行き止まりになっていたり、アパートの駐車場に遮られて通り抜けができないのだ。
「ひょっとしてこの石垣は、この一帯に住んでいる人しか全形を見ることができない・・・?」
少々不安になりながら、少し離れた場所から道を探すことにした。
途中、発見した小さな階段。
用水路の先にある小さな階段は、どうやら石垣のそばにあるようだ。
上から降りてきても、用水路にたどり着くだけなのに
なんのための階段・・・?
でも、ぜひあの階段にも立ってみたい!
家と家の隙間を覗くように歩いていたら、ちらっと石垣が見える場所があったので、方向を変えてある住宅地に入ってみた。
道ではないけれど家々の形状からたぶん「誰のものでもない」と思われる、隙間のようなところを通り抜けた先に・・・
あった!
そういえば。
子供の頃のたんけんごっこのことを思い出した。。
私は父の言う「おんびんさく(怖がり)」で、それなのに一人探検ごっこが好きだった。
途中、迷っても人に聞く勇気がなく、そういうところを誰かに見られるのも嫌で、刻々と暮れていく中、
半泣きで道を探した記憶がある。
今でも歩くのは苦にならないし、路地など見つけるとつい通ってみたくなる。
方向音痴でおんびんさくなのは、今でも変わっていないのだが。
せっかくなので、最後に石垣ネタをもう少し。
同じようなサイズの石の中に、大胆に大ぶりの岩を組み込んでいる。わざわざ持ってきたというより、この住宅地を作った時に出てきた、岩の廃物利用だろう。(私の勝手な見解)
書いた人:たぐちりつこ