イベント開きます(その3 )

集まった量だけではイベントを開くには少なすぎる。前にも進めず、あとにも引けず。
厄介なことになったと思ったけれど、集めたものを返却してまわるのもそれはそれで大変なので、
もう少し収集の範囲を拡げて、イベントをカタチにすることにした。

郵便局や農協でキャンペーンの時にもらった、塩ビの貯金箱とか、小学生の頃、教室で流行ったもの・・・例えばチェーリングとか、リリアンを編む道具とか、未使用のスーパーカー消しゴムなど出てきてくれるとありがたいのだが、そういうものは私の周辺では見当たらなかった。
たぶん真っ先に捨てられる類のものなんだろう。
ただ、探していると昔話が始まって、やたらと盛り上がる。話しはあちこちに脱線し、忘れていた記憶があぶりだされてくる。
脱線ついでに脱線するが、しまい込んでいた私の宝物箱からトッポジージョの塩ビの人形を見つけた。

ひげが全部とれているが、間違いなく60年近く・・いや、もっと昔のものだ。

当然これは出品・・・しない(笑)

改めて「昭和レトロ」と検索すると、出てくる画像はぱきっとした色で絵の描かれた、食器やポット類やお鍋だった。そういえば、昔は結婚式の引き出物や何かしらのお返しに、食器セットをもらうことが多かった。
今のようにカタログで好きなものを選ぶという時代ではなかったから、好むと好まざるとにかかわらず、5、6客のグラスやカップやお皿が届く。
すると、すでに充分な数のグラス類が食器棚に入っていると、新しいものはそっくり箱ごとしまい込まれたりするのだ。
祖母の家の食器棚には、そんな箱がいくつも入っていた。
箱はずいぶん劣化しているが、中身は時間の止まった「昭和」だった。

そこで収集しやすそうな食器、主に昭和感が出やすいガラスのものを中心に集めることにした。

「昭和のかけら展」
2025.12.6(土)-12.7(日)
10時~16時
ヘアメイクサロン・アネモネ2F
(倉敷市 藤戸町天城314-3)

(以下は出品予定の品々です)